桃の節句

2017年 03月3日 - 日常

今日は、桃の節句です。

江戸幕府によって定められた五節句(ごせっく)のひとつです。
1)人日(じんじつ)の節句(正月7日)
2)上巳(じょうし)の節句(3月3日)
3)端午(たんご)の節句(5月5日)
4)七夕(しちせき)の節句(7月7日)
5)重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)

五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。
暦の中で奇数の重なる日を取り出して、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりました。
この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。
上巳の節句は、ちょうど桃の季節であったことや、桃には邪気払いの力があると信じられていたことから、「桃の節句」ともいいます。
3月上旬の巳の日に災いを人形に移して厄ばらいする「上巳節(じょうしせつ)」と、人形を使ったおままごと「ひいな遊び」が結びつき、3月3日にひな人形を飾って女の子の健やかな成長を願う「ひなまつり」に発展しました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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