摘まにゃ日本の茶にならぬ

2017年 05月20日 - 日常

毎週木曜日「プレバト」(TBS)を観ています。
特に、毒舌批評で知られる夏井いつき先生の俳句コーナーはとても面白いです。
お茶に関わる光景も、日本人に欠かせぬ風物詩として、俳句でもさまざまに詠まれています。
八十八夜(今年は5月2日)の頃に摘まれたお茶は「新茶」と呼ばれ、飲めば一年間無病息災で過ごせると、昔から珍重されています。
けれども「茶摘み」と「新茶」は意外なことに、別の季節の季語なのだそうです。
歳時記では、「茶摘み」は「八十八夜」とともに春の季語、「新茶」は夏の季語と、はっきりと分けられています。
新茶は、茶摘みの後の茶揉みなど、一連の製茶作業を経て出来上がります。
ですから同じ春の季語ではないかと思えてしまいますが、夏の季語になるとは不思議ですね。

法華坊主は、童謡「茶摘み」の3番の歌詞が好きです。

日和つづきの今日此の頃を
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ ♫

暑ッ、福島31.0℃、今年最高。  法華坊主 joe

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