東北の夏祭りが最盛期

2017年 08月1日 - 日常

今日から8月。
8月の別名は「葉月(はづき)」ですが、葉が紅葉して落ちる月「葉落(はおち)月」から「葉月」となったいわれています。
葉が落ちるのは秋では?と思われるかもしれませんが、旧暦では8月は秋なのです。
これから青森のねぶた、秋田の竿燈、山形の花笠、仙台の七夕など東北の夏祭りが最盛期を迎えます。
福島は先月末頃より「やませ」のせいでしょうか、涼しい日が続いています。
「やませ」とは、6月から8月にかけてオホーツク海気団より吹く、冷たく湿った北東風のことです。
北海道・東北・関東地方の太平洋側に吹き付け、海岸と沿岸付近、平野に濃霧を発生させます。
「やませ」が長く吹くと冷害の原因となり、稲は不作となります。
今まで順調に来ただけに、せめてもう一度くらい灼熱の太陽を拝ませていただきたいものです。

今年初めてのお盆を迎えられるご家庭の皆さまへお伝えしましょう。
四十九日の忌明け後に初めて迎えるお盆を、新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)、あるいは初盆(はつぼん)といいます。
通常よりも早く、1~7日に盆棚を作ってなき霊位をお迎えします。
また最近では盆提灯を贈る代わりに現金を贈るのが一般的ですが、近親者は盆提灯を贈るのが習わいです。
新盆を迎える家は、故人と親しかった人や親類を招いて、お坊さんに棚経(たなぎょう)をあげていただき、心をこめて盛大に供養いたします。

「一線を超える」流行語になるかな。  法華坊主 joe

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