ご縁をかたちに、絆を行動に

2017年 10月14日 - 日常

昨日から、福島県郡山市を会場に、全日本仏教会主催の諸行事が開催され、法華坊主も参加してきました。

13日は、市内のホテルハマツにおいて「公益財団法人全日本仏教会・財団創立60周年記念式典」が行われました。
記念式典では、被災物故者追悼・関係物故者追悼・被災地復興祈念法要が奉修され、阪神淡路大震災23回忌、東日本大震災7回忌、平成28年熊本地震1周忌に当たる節目の年にあたり、それぞれの物故者の供養と、復興祈願を修行しました。
続いて、臨済宗妙心寺派・福島県福聚寺住職であり芥川賞作家の玄侑宗久師を講師に「無常と『あわれ』」と題する講演がありました。
第2日目の今日(14日)は、会場を市内のビッグパレットふくしまに移し、「第44回全日本仏教徒会議・福島大会」が行われました。
復興祈念法要に引き続き、歌手の加藤登紀子さんによるお話と歌が披露され、参加のご信者さんには好評であったようです。
内容は様々ですが、東日本大震災後6年7か月を経た今、一同に会して未曾有の大災害の供養と祈願を行うことは意義あることです。
特に当地においては、原発事故による放射能汚染の脅威、風評被害もいまだ収まらず、今後の事故処理にも数十年以上の長い年月が予想されています。
法華坊主も、明日から宮城県を中心とした被災地へ、供養と祈願の行脚に出かけます。
これは、法華宗東北教区の有志僧侶と共に地震発生1カ月後より毎月11日に行っていますが、今月は御会式等の行事も重なったため、期日を遅らせての実施となりました。
「継続は力なり」、まさにこれです。

二本松の菊人形、今日開幕。  法華坊主 joe

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