七曜の冠を戴き宝剣をかざして、鷲の背に

2017年 11月8日 - 日常

昨日に引き続き「酉の市」についてブログします。
ニュースなどでも報道される浅草・鷲神社(おおとりじんじゃ)の隣にあるのが長国寺(ちょうこくじ)です。
鷲神社は、かつてより別当として長国寺が管理していましたが、明治政府の神仏分離の政策により別組織になりました。
長国寺の御本尊は〈開運招福〉のご利益があるとされる鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)。
この妙見菩薩の御開帳が、毎年11月の酉の日に行われていたため、その祭礼の日は参詣者であふれ、門前に市が立って非常ににぎわうようになりました。
これが「酉の市」の発祥の事実のようです。

酉の寺・長国寺のHPによると
浅草酉の市では長国寺の「仏様のおとりさま」と、お隣の鷲神社の「神様のおとりさま」の両方にご利益をお願いできますから、大きく来年の福をかっ込んで下さい。
と記されています。

御本尊である鷲妙見大菩薩については
鎌倉時代の文永2年(1265)11月酉の日のこと、宗祖・日蓮大聖人が上総国鷲巣(かずさのくにわしのす=千葉県茂原市)の小早川家(現在の大本山鷲山寺)に滞在の折、国家平穏を願って祈ったところ、にわかに明星(金星)が動き出し不思議な力をもってして現れ出でたと伝わるのが、鷲妙見大菩薩です。
鷲妙見大菩薩は、七曜(しちよう)の冠を戴き、宝剣をかざして鷲の背に立つ姿から「鷲大明神」とか、「おとりさま」と呼ばれ、開運招福の守り本尊として親しまれています。
とりわけ、応現の日にちなんで開催されてきた、浅草「酉の市」の本尊として江戸の昔より広く信仰されてきました。
と、HPは伝えています。

トランプさん、いよいよ中国へ。  法華坊主 joe

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