人生の節目をお祝いする行事

2017年 11月11日 - 日常

今日・明日の土日で「七五三」の御祈願が、当院でも行われます。
11月は秋の収穫を祝う月だったことから、子どもの成長も祝うようになりました。
子ども時代の大切な節目となる3歳(男女)、5歳(男の子)、7歳(女の子)の成長に感謝し、寺社に参拝して、人生の節目をお祝いする行事です。
七五三は、室町時代に始まった「帯解きの義」(おびときのぎ)が起源です。
昔は医療が未発達なこともあり子どもの死亡率が高かったため、「7歳までは神の子」といわれ、それまでは魂が定まらないと考えられて、7歳は大事な節目の年とされたのです。

【3歳】「髪置き(かみおき)の儀」
赤ちゃんから幼児への成長のお祝いで、昔は3歳になるまでは髪を剃っていて、11月の吉日から髪を伸ばしていました。
【5歳】「袴着(はかまぎ)の儀」
男の子のお祝いで、男児から子どもへの成長を祝い、初めて袴をはきます。
【7歳】「帯解き(おびとき)の儀」
女児から子どもへの成長のお祝いで、幼児用のひも付きの着物から、しっかり帯結びをした着付けに変わります。
本来、年齢は数え年(お母さんのお腹にいる間を1年と数え、生まれたときが1歳で、元旦にひとつ年をとる)で表すのが普通ですが、現代では子どもの成長を考慮したり、兄弟姉妹で一緒に行うなど、必ずしも数え年でなくてもいいようになってきました。

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