小川泰堂居士
2013年 06月30日 - BLOG巧於難問答
日蓮聖人滅後、日蓮聖人の著述を後世に伝えるべく、遺文の編纂が行われました。
滅後すぐに形となったのが、『録内御書』や『録外御書』であります。これらは、類集体遺文集といわれ、同じ種類で分別されています。
それに対して、日蓮聖人の執筆年代順に編纂した遺文集を編年体遺文集といいます。これは、明治初期に小川泰堂居士によって編纂された『高祖遺文録』が初であります。
泰堂居士は、在家の日蓮聖人信奉者である医師であります。在家信者が、日蓮聖人遺文の編纂を行ったことは、きわめて偉大なことであります。
そして今日は、池上本門寺内にある小川泰堂居士に墓参してきました。
そして、せっかくの機会ですので、池上本門寺と大坊本行寺にも参拝してきました。
池上本門寺
大坊本行寺
御霊蹟地にお参りでき、有意義な1日でした。