日常

〈う〉のつく食べ物

2017年 07月26日 - 日常

昨日(25日)までの数日間、ウナギで有名な浜名湖のある静岡県に出かけていましたが、ウナギを食する機会には恵まれませんでした。
昨日は、「土用の丑の日」。
夏の土用の丑の日は「〈う〉のつく食べ物を食べると夏負けしない」という説が伝えられており、うどんや梅干し、瓜などがよく食べられていました。
その中にウナギも、と言いたいところですが、ウナギの旬は冬のため夏にはあまり食べられていませんでした。
江戸時代、営業不振に困ったウナギ屋さんが、蘭学者で発明家でもある平賀源内(ひらがげんない)という人に相談したところ「土用の丑の日にはうなぎ!夏バテ防止!」なるコピーをつくり宣伝しました。
これが当たって、土用の丑の日=ウナギという習慣が広がったという説があります。
昨今の飲食物には他にも、ウニ、ウーロン茶(ウーロン杯)、ウイスキー、ウイダーinゼリー、薄口しょうゆ、ウインナーソーセージなどがありますね。
年によっては「土用の丑の日」が2度巡ってくることもあり、2度目を「二の丑」といいます。
今年は、来月6日が「二の丑」です。

ちなみに、帰りに「うなぎパイ」をお土産に買ってきました。

安倍首相、一点張り、集中審議紛糾。  法華坊主 joe

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文字を見ているだけで汗が噴き出しそう

2017年 07月23日 - 日常

今日は24節気のひとつ「大暑(たいしょ)」です。
夏の暑さが本格的になるという意味ですが、子どもたちは夏休みに入ってわくわくする季節でもあります。
農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が続く大変な時期です。
また、土用の丑の日が近く、夏バテ防止にうなぎを食べたりする頃です。
「大暑」って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前ですね。
最も暑い頃という意味で、実際の暑さのピークはもう少し後になるのが普通ですが、今年は既にピークを迎えているのかもしれません。

大暑の日に合わせて、各地で行われる打ち水のイベントも、もう恒例行事となりました。
打ち水とは、道路や庭に水をまいて土埃を防いだり涼を得たりすることで、昔からの伝わる生活の知恵です。
もともとは神様が通る道を清めるためのものでしたが、江戸時代には、主に涼を得ることが目的となりました。
しかし、打ち水も土の上にまくのが効果的であって、アスファルトやコンクリートの上にまいても、かえって暖かい水蒸気が発生して蒸し暑くなるような気がいたしませんか。

瀬戸の花嫁、平尾昌晃死去。  法華坊主 joe

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聖光学院がV11  戦後最長更新

2017年 07月22日 - 日常

今日(22日)は、県営あづま球場に行ってきました。
99回全国高校野球選手権福島大会決勝が行われ、聖光学院がいわき光洋をサヨナラで下し、自らの持つ戦後最長記録を更新する県11連覇を達成しました。
通算14度目の出場です。
試合は、3回に2本の適時打で先制するなど、3点をリードしたが5回に連打を浴び同点。
7回も7番・佐藤晃一の適時打で勝ち越し、8回に再び追いつかれましたが、9回に1死満塁をつくり、最後は8番・渡辺拓路が中越えにサヨナラ打を放ち決着しました。
聖光・斎藤智也監督は声を詰まらせながら「もう1ランク上げて甲子園に乗り込みたい」と力を込めて、インタビューに答えました。

しかし、よくよく考えてみてください。
今大会は、連合チームを含む出場78チーム(84校)が甲子園を目指し、熱戦を展開しました。
大阪に住む私の友人が「福島県で硬式野球部があるのは聖光学院だけなの?」って言っていたことがありました。
今年こそ打倒聖光が実現するかと思われましたが、やはり王者聖光の強壁を打破することはできませんでした。
まずは聖光学院おめでとう!
次は全国制覇を目標に頑張ってください。

白鵬もスゴイね!1048勝。  法華坊主 joe

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ちょっと気ままな土公神

2017年 07月19日 - 日常

今日(19日)、関東・甲信、東海、近畿、中国、四国地方が梅雨明けしたとみられると発表がありました。
関東・甲信、東海、近畿、中国地方は平年より2日早く、四国は平年より1日遅い梅雨明けで、(もうウンザリですが)これからが本当の盛夏になることでしょう。
そして今日は土用(どよう)の入りです。
立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を土用といいます。
中国の陰陽五行説からきており、万物の根源とされる「木・火・土・金・水」を四季にあてはめると、春=木、夏=火、秋=金、冬=水になり、あまった「土」を立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間にあてはめたものが土用です。
季節の変わり目に土用があり、昔はさまざまな禁忌や風習がありましたが、夏の土用は梅雨明けと重なることが多いために重要視され、土用といえば夏の土用をさすことが多くなりました。
これは、高温多湿な日本ならではの暮らしの知恵といえるでしょう。

また、土用の期間中は土のなかに土を司る神=「土公神(どこうじん・どこうさま)」がおられるので、土をいじると怒りをかい、祟りがあると言われています。
土公神は、土用の期間は土に潜っています。
そのため、その期間に土を掘り起こすと土公神を怒らせてしまい、良くないことがあると言われているのです。
実際には、「木を植えたり、土いじりをすると腰を痛める」などという言い伝えもあります。
先人たちの智恵を大切にしたいですね。
ちなみに今年の土用の丑の日は、7月25日(火)、8月6日(日)です。

福島の梅雨明けはいつかしら?。  法華坊主 joe 

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世界一栄養がない野菜キュウリ

2017年 07月18日 - 日常

久し振りの降雨、キュウリが旬を迎えている農家にとっては「恵みの雨」となったことでしょう。。
かつて「キュウリは世界一栄養がない野菜」などと言われていました。
野菜というと、栄養豊富で体にいいというものが多いですが、そんな中にあって、栄養面からは軽視されていた野菜が、キュウリです。
キュウリは比較的、好き嫌いが少ない野菜だと思いますが、中には、水分ばっかりで栄養がない、とか、体を冷やしてしまう野菜だからあまり食べない、といった理由で敬遠する人もいると思います。
しかし、法華坊主は昔から大好きな野菜です。
というか、子供時代、何もなかったので、お腹がすいたらおやつ代わりにかじって食べていましたね。
近くの畑にいっぱいありましたから、少し拝借して食べていました。
付けるものといったら、マヨネーズとかそういうものではなく、もっぱら味噌をつけて食べるのが本来の味を損ねず、美味しくいただけます。

キュウリを漢字で書くと「胡瓜」です。
現代では未熟な実を食べるが、かつては黄色く熟したものを食べていたことから、黄色の瓜の意で「黄瓜(きうり)」といい、それが音変化したものです。
インド原産で、日本では平安時代から栽培され、胡瓜の「胡」という字は、シルクロードを渡って来たことを意味しているそうです。
キュウリ、美味しいですね。

日野原先生(105)逝く。  法華坊主 joe

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地獄番の鬼もお休み

2017年 07月17日 - 日常

昨夕、TVで「笑点」を見ていたら、「今日は『藪入り』です」って言っていました。
「藪入り(やぶいり)」は、古典落語の演目のひとつにもなっています。
そこで皆さんは、「藪入り」という言葉の意味をご存知ですか。
「薮入り」とは、住み込みの奉公人や嫁いできた嫁が実家へ帰る事ができる休日のことです。
お正月の1月16日と、お盆の7月16日が藪入りの日にあたりました。
江戸時代に広がった風習で、昔は奉公人に定休日などなく、嫁も実家に帰ることはままならなかったため、藪入りだけが、大手を振って家に帰ったり、遊びに出かけたりできる日だったのです。
お盆の時期は、霊が里帰りして地獄にいないので、地獄番の鬼もお休みです。
その頃に畑に耳をつけると、ゴーッという地熱の沸くような音がするそうで、地獄の蓋が開いて霊が飛び出してくるので、仕事をしてはいけない日とされました。

仏教では、藪入りの日を「閻魔賽日(えんまさいじつ)」といい、「地獄の蓋が開き、亡者も責め苦を逃れる日」であり、「罪人を責めていた地獄の鬼さえもこの日は休むから、人も仕事を休む」と考えられました。
現在では、労働スタイルが変化し日曜日などの定休日ができると、藪入りはすたれました。
しかし藪入りの伝統は、正月休み・盆休みの帰省として残っているのです。

今日は、海の日かぁ!  法華坊主 joe

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少しでも心に寄り添うように

2017年 07月16日 - 日常

今日で東京圏の7月盆も終わり、無事帰ってきました。
お盆の行事は、13日にお墓参りし、「迎え火」の火種をいただいてきます。
そして、家の門口や玄関に焙烙(ほうろく)の器を置き、オガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を折ってつみ重ね、火をつけて燃やし合掌します。
これを「迎え火」といい、オガラを燃やしたその煙に乗って先祖の霊が家に戻って来るのを迎えます。
外から内に入るように火をまたぐと、先祖の霊を迎えたことになると言われています。
また、このオガラの灰をタンスに入れておくと、着るものに困らないとも言います。

そして最終日である今日(16日)には「送り火」を焚いて、家に迎えた先祖の霊にお帰りいただきます。
「迎え火」を焚いた同じ場所で、オガラをつみ重ねて火を付け、内から外に出るように火をまたぎます。
また、昔は川や海のかなたにあの世があると考えられていたので、地域によっては海や川に「送り火」を流して精霊送りを行います。
わらで作った舟にお供え物や飾り物を乗せた精霊舟や、たくさんの灯篭を流して精霊を送るとともに、病気や災いも一緒に流すという意味があります。
来月は私たちの古里でもお盆を迎えます。
本来のお盆の行事を修することが仲々むずかい昨今になってしまいましたが、少しでもその心に寄り添うような形でお盆のおつとめを行いたいものです。

「やぶ入り」って知ってます?  法華坊主 joe

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菩提を祈る大切な行事

2017年 07月13日 - 日常

福島のお盆は8月ですが、東京や横浜などでは今月がお盆の月です。

盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事は、「神通(じんつう)第一」といわれた、お釈迦さまの十大弟子のお一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、地獄に堕ちている母親の姿を見て驚き、お師匠さまのお釈迦さまに教えを頂戴して、ご自身の母親を救ったということに由来します。
日蓮聖人もまた、お題目の信仰で、自らのお師匠さまだった道善御房(どうぜんごぼう)を救いたいと願われ、「花が咲くのは根のおかげ。その根も土から栄養をもらっている。私たちは、親やご先祖さまという根と土があったからこそ、今があるのです。」と『報恩抄』に著されました。
現在のお盆の行事は、家族一同でご先祖をお迎えし、その菩提を祈る大切な行事となっています。
ご先祖が救われてこそ、今日の私たちの幸せがあるのですから、どうぞお盆をお迎えするのを機に、あらためて親やご先祖さまに対する感謝の気持ちを捧げましょう。

「松居一代」報道、もうイイよ。  法華坊主 joe

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水分・塩分・適度な休憩

2017年 07月11日 - 日常

福島市は連日、猛暑・酷暑が続いています。
今月7日は34.0℃。
8日は35.5℃。
9日は全国3番目に高い36.6℃。
昨日(10日)は全国2番目に高い37.7℃。
そして今日(11日)は猛暑日を免れたものの34.4℃。

近年は「熱中症」という言葉に違和感を覚える方は少ないと思います。
法華坊主ばかりでなく、かつて母親から「こんな炎天下で遊んでたら日射病になるよ!」と、口癖のように注意された記憶がある方も多いのではないでしょうか。
熱中症という言葉が一般的に使われ始めたのは1995年頃と言われており、簡単に言えば「熱中症は総称」「日射病は特定の症状」を指すそうです。
他にも似た言葉として「熱射病」があります。
いずれにしても今年の夏は、猛暑の予報が出ています。
熱中症には、予防・処置ともに「水分」「塩分」「適度な休憩」が必要です。
まだ7月上旬を過ぎたところですが、今年の夏を上手くを乗り切れるようお互いに注意しましょう。

東日本大震災から6年4ヶ月。  法華坊主 joe

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暑さの表現、多種多彩

2017年 07月8日 - 日常

今日の福島市の最高気温は、35.5℃。
暑さの表現は、多種多彩です。
「猛暑」「炎暑」「激暑」「酷暑」「厳暑」「盛暑」「極暑」「大暑」「劇暑」「暑熱」「酷熱」「炎熱」等々。
少し探ってみますと
猛暑⇒きびしい暑さ。ひどい暑さ。
炎暑⇒真夏のはなはだしい暑さ。
激暑⇒はげしい暑さ。
酷暑⇒ひどく暑いこと。
厳暑⇒きびしい暑さ。
盛暑⇒夏の暑さの甚だしいこと。
極暑⇒非常に暑いこと。
大暑⇒厳しい暑さ。

気象庁の予報用語(解説用語)には、「酷暑」はありますが、「猛暑」はありません。
「猛暑日」はありますが、「酷暑日」はありません。
さらに
夏日は、日最高気温が25℃以上の日。
真夏日は、日最高気温が30℃以上の日。
猛暑日は、日最高気温が35℃以上の日。
熱帯夜は、夜間の最低気温が25℃以上の夜のことを言います。
明日の福島市の最高気温はまたしても猛暑日予報です。

高校野球東京大会、清宮選手宣誓。  法華坊主 joe

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