日常

クレチマス=心の美しさ

2014年 07月18日 - 日常

昨日はっきり見えなかったクレチマス(風車)の花が、クッキリと8枚の花弁を付けているのが確認できました。
いままで鉄線と思い込んでいた可憐な花は、風車であることが判明しました。
その花言葉=「心の美しさ」は、今にも折れそうな細いつるに大きく清楚な花を咲かせることからつけられたそうです。
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今日も梅雨空のうっとうしい一日でした。
その反対に、カラカラの時に雨が降ると「干天の慈雨」とか「恵みの雨」などと言われます。
さて恵みの雨とは、いったいどれぐらいの雨でしょうか?
1ミリ未満の雨では、木の葉や草が濡れるだけで、地面にはほとんど沁みこみません。
5ミリ降っても、土が乾ききっている時は、表面は湿る程度で終わってしまいます。
まだまだ足りないですね。
でも、10ミリ降れば、地面に水たまりができて、土の中にも十分に沁みこんでいきます。
草や木の根はもっと深い部分の水を吸い上げていますから、土の表面近くが潤えばいいというものではありませんが、10ミリぐらいの雨でひと息つけるのは確かです。

梅雨が明けて灼熱の太陽が待ち遠しいですが、いましばらくは梅雨空が続きそうですね。
雨ニモ負ケズ、頑張りましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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個人情報の漏えい

2014年 07月17日 - 日常

今日もいち日、雨が降ったり止んだりの梅雨空でした。
境内のアジサイは盛りを過ぎ、一部は色あせてきました。
代わって、クレチマスの花が咲き始めました。
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調べてみると、花びらの枚数が6枚のものが「鉄線」(てっせん)で、8枚のものは「風車」(かざぐるま)と呼ばれるようです。
「クレマチス」はこの2つの総称とのこと。
「鉄線」は、つるが細くて丈夫で針金のようであることから、中国原産。
「風車」は花の形から、日本原産だそうです。
ということは、境内の花は8枚の花びらがあるようですから「風車」なのかしら・・・?

今日の夕方、ベネッセホールディングス(HD)は不正競争防止法違反の疑いで、業務委託先企業に派遣されていたシステムエンジニアの男が警視庁に逮捕されたことを受けて、顧客情報漏洩問題に関する経緯や対策を発表しました。
我が家にも一昨日、ベネッセから「個人情報漏えいについてのお詫び」の封書が届きました。
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2男が幼稚園に入る前ごろ(20年近く前)、こどもチャレンジに入会したことがあって、その情報が残っていて漏えいしたのでしょう。
対岸の火事と思っておりましたが、あまりにも身近にこういう個人情報の漏えいがあると思うと気を付けなければいけませんね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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汗疹と腰痛

2014年 07月16日 - 日常

w杯ブラジル大会は、ドイツの優勝で1カ月に及ぶ長丁場の幕を閉じました。
米大リーグのオールスター戦は、ダルビッシュ・上原が好投してア・リーグが5―3で勝ちました。
これからは夏の甲子園、高校球児のさわやかなプレーに期待したいものですね。

昨日・今日と再度上京し、7月盆の後半戦をお勤めしてきました。
夕べ泊まったホテルの窓からは東京スカイツリーがよく見え、チェックインした夕刻、一杯飲んだ後の夜闇、今朝のチェックアクト時と、かたちは同じであっても夫々の雰囲気を漂わせていました。
IMG_20140715_17564015日夕刻
IMG_20140715_22350515日深夜

今日の法務は世田谷区のお寺様が会場でしたが、33℃を超す猛暑のなか法要中の立ったり座ったりする作法をしていても、頭がフラフラするほどの暑さで熱中症寸前でした。
夜になって帰宅しましたら、雨降りの後で少々涼しくようやく息を吹き返すことができました。
連日の猛暑と長距離運転のせいか、汗疹と腰痛が再発し痒みと痛みに苦悶する法華坊主です。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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お盆のオブジェ・なす&きゅうり

2014年 07月15日 - 日常

お盆のオブジェの代表といえば、あのナスやキュウリに足をつけてつくった牛や馬でしょう。
「ご先祖様の乗り物」などといわれるこうした習俗は精霊馬といわれ、精霊の「迎え・送り」と深くかかわるものです。
関東地方では13日の迎え盆につくり、送り盆に流します。
この場合、迎え盆に牛をつくり、送り盆に馬をつくる地域と、まったく逆の配当になる地域の2通りがあります。
前者は、「精霊を丁寧に迎えるために牛をつくり、急いで帰ってもらうために馬をつくる」という考え方で、まだ十分に鎮魂されていない新精霊に対する恐怖感が強く出ています。
いっぽう後者は「精霊を馬で早く迎え、帰りは牛でなるべくゆっくり帰ってもらう」という考え方で、盆にわざわざ遠いところから戻ってくれた先祖や精霊に対する親愛感を表しています。
また、北海道から中部日本の多くの地域では、精霊馬をつくるのは16日の送り盆です。
供物のナスやキュウリで馬や牛をつくり、供え物とともに川や海に流します。

精霊に対する恐れと、愛情。デリケートで豊かなお盆の感情文化がよくあらわれています。

「なす」と「きゅうり」が仏教とおなじくインドから伝わったもので、季節の野菜をお供えすることが要因になっているという説もあります。

我が家では、夏野菜の代表格のひとつ「ズッキーニ」のお供えがありました。
その大きさにビックリ。
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左から2番目が普通の大きさ。
私のガラ携と比べてみても、その大きさがわかります。
まぁ、大きいことはイイことですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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盂蘭盆雑感

2014年 07月14日 - 日常

私たちの地元は8月ですが、首都圏(東京・横浜)と一部の地方では、7月(13~16日)にお盆を迎えます。
さて、お盆ってなんでしょう?
・7月または8月の13日より16日までの4日間をさします。
・13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
・期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をします。
・16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。
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さらに説明すると、お盆は先祖の霊(れい)を迎えて供養する時期で、正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
盂蘭盆は、逆さまに吊るされた苦しみを救うという意味のサンスクリット語(古代インドの言語)で、お釈迦さまの教えにに従い、地獄に落ちて逆さ吊りの罰に苦しむ母親を救うため7月15日に供養したところ、成仏することができたということに由来し、日本独自の祖先信仰(そせんしんこう)と結びついて、日本ならではのお盆の行事ができました。
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法華坊主も早朝に地震のあった一昨日に上京し、昨日まで棚経(お盆のお経)をお勤めしてきました。
お盆(盂蘭盆)は、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく成仏してくれるようにと、私たち子孫が報恩の供養をする時なのです。
至心に合掌して、懇ろなるおつとめをいたしましょう。
また8月に詳しくお話しします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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台風一過 境内散策

2014年 07月11日 - 日常

全国的に被害を及ぼしている台風8号は、今日の午前中に福島県に最接近しましたが、温帯低気圧にかわりました。
お昼頃からは青空が広がり、福島の最高気温は台風一過の31.2℃。
強い風と雨を予想して昨日、福島県内の公立小中学校など290校が今日の休校を決めたため、街中には小中学生があふれ、コンビニや書店にはウヨウヨ闊歩していました。
ウインドウ越しにファミレスを覗くと、思いがけなく休校をゲットした母と子がこれまたランチを頬張っているではありませんか。
よかったですね。

街中からの帰りに、ルート115号線と4号線の交差点付近で、立正院の交通安全ステッカーを付けた軽自動車を見つけました。
気を付けて運転してください。

夕刻、台風が過ぎ去った境内を散策していましたら、初夏を装う花が咲いていました。
水芭蕉のような「カラー」と、今年デビュー「ユリ」の花です。
カラーは、メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に似ているので「カラー」となったという説と、その形が修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられた、とも言われています。
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ユリは、山形から今年はじめて立正院境内にやってきた、ショッキングピンクで赤褐色の斑点のある花を茎先に上向きにつける「すかしユリ」です。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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雨との上手なお付き合い

2014年 07月9日 - 日常

過ごされたでしょうか 007

大型で強い台風8号の北上にともない局地的に猛烈な雨を観測しており、沖縄や九州各地で土砂災害や浸水被害が多数発生しています。
一方、新潟県と福島県では梅雨前線の活動が活発になっているため、新潟県では50年に1度の記録的な大雨となりました。
福島県内各地でも浸水被害が相次いで発生し、自治体から避難情報が発令されている地域があります。
台風8号により今後も梅雨前線の活動が活発化しており、今後全国的に大雨に厳重警戒が必要です。

水の災害とは裏腹に、私たちの生活に欠かせないものに「水」があります。
例えば、東京都だけでなく関東地方の水は主に利根川水系のダムに貯えられています。
このダムを満たしている水は
①梅雨の雨
②台風の雨
③雪どけ水
の3つに頼るところが大きいのです。
山沿いでは冬に積もった雪が、春に融けてダムに貯えられます。
水の需要の多い夏を前にこの時季の雨は、大切です。
災害は困りますが、夏から秋に来る台風では一度にたくさんの雨が降ります。
もし、空梅雨だったり台風が近づかないと、夏に「断水」を迫られたりすることもあるのです。
いずれにしても水は限りある資源ですので、大切に使いましょう。

「雨ニモ負ケズ」の精神で、もうしばらく雨(水)と上手にお付き合いしなければなりません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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七夕雑感

2014年 07月7日 - 日常

♬ 笹の葉 さらさら
  軒端に揺れる
  お星様 きらきら
  空から 見てる

  五色の短冊
  私が書いた
  お星様 きらきら
  金銀砂子  ♬

過ごされたでしょうか 017

今日は七夕(たなばた)。
年に一度のデートをどのように過ごされたでしょうか。
七夕は、古代中国の七夕伝説、手習い事の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事に、日本古来の収穫行事が結びついたものだそうです。
日本の旧暦の七夕は稲の開花期で、水害や病害などが心配な時期です。
また、お盆(旧暦7月15日)の準備をする頃にもあたります。
そこで、棚機女(たなばたつめ)という巫女(みこ)が、水辺の棚の上に設けられた機屋に入り、棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげ、それを祀って収穫の無事を祈りました。
「棚」には、神聖なものを一段上げるという意味があります。
やがてこの行事と「乞巧奠」が交じり合い、願い事を短冊に書いて笹に飾る行事に変化していきますが、もともとは7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)と呼ばれていたものが、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変わっていったそうです。

過ごされたでしょうか 016

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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あじさい小路

2014年 07月6日 - 日常

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我が家のすぐそばに土合舘公園があります。
土合舘は福島市南部の松川町中央に位置し、緑豊かな丘陵地を整備した公園です。
5haの園内には展望広場、野外ステージなどがあり、園路には40種類、約4,500株のアジサイが植えられ、別名「あじさい公園」とも呼ばれ、遊歩道の両側にはしっとりとした彩りが添えられ、訪れる人を優しく迎えてくれます。
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毎年7月上旬に、「松川町あじさい小路」が開かれ、土日(5・6日)にはイベントが開催されます。
アジサイを見つめて心を潤し、さらには立正院にお参りして心を浄めてください。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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旅先のちょっとした出来事

2014年 07月5日 - 日常

昨日(4日)は、沼津まで出かけて来ました。
早朝、最寄りの東北本線・安達駅から在来線に乗り、郡山で東北新幹線に乗り換え、東京駅からは東海道新に乗車して三島駅で下車する3時間余りのプチ旅です。
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その目的は、来年4月に虔修される大法要の準備会議出席のためです。
会議の中身については、申すまでもなく・・・?

会議が終わって、同じく出席していた親愛なる後輩と夜の沼津駅前に出かけました。
彼は、昼食に出た宅配寿司に不満をぶちまける私の心を察してくれたのか、素敵な美味しいお寿司屋さんを予約してくれ、カウンターで駿河湾の鮮魚を肴にご当地の日本酒を急ピッチでグイグイと撃破したつもりが、本場の肴と銘酒に逆にやっつけられ、さらには連日のW杯観戦のお陰で睡魔にも襲われ撃沈する寸前に店の大将から出していただいた一杯のみそ汁。
これがまた美味で、その具材は「松山あげ」。
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松山あげは、お豆腐を3ミリほどにスライスし、ギリギリまで圧縮して水分を取り除き、菜種油で丁寧にあげて作るそうで、他では味わうことの出来ない独特のサクフワ感があります。
酔い覚ましにはサイコーで、大将からお土産にいただいた「松山あげ」をぶら下げて小雨のなかスキップしてホテルに帰り爆睡。ちなみに福島ではPIVOTで売っているようです。

今朝も早起きしてサッカーW杯・ブラジルVSコロンビアを観戦。
試合終了間際に起きたアクシデント、ネイマールの負傷骨折はまことにザンネンです。
9時過ぎの三島発東海道新幹線に乗車して午後1時ごろに帰宅しました。
梅雨時ですから諦めてはいましたが、富士山が拝めなかったのはチョッとガッカリでした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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