日常

お会式桜?が、咲きました。

2013年 10月1日 - 日常

今日から10月。
紅葉シーズンの到来など寒さが増す季節です。今朝は長袖の制服に身を包んだ生徒が仲良く通学する姿が見られました。

今日の最高気温は、26.6℃。温かい日となりました。
昼過ぎに境内を散策して「なんだこりゃ」とビックリ。
桜の花が3輪咲いているではありませんか。他にもいくつかのつぼみを持っています。
005
007

私たちの信仰の世界では「お会式桜(おえしきざくら)」という言葉があります。
日蓮大聖人がお亡くなりになられた弘安5年(1282)10月13日の朝、大地は震動し、弟子の日昭上人が鐘をついてお師匠さまの臨終を告げると、秋だというのに庭先の桜の花が咲きほこったといわれています。
日蓮大聖人のご命日は「お会式」と 呼ばれますので、花をつけた桜もこれにちなみ「お会式桜」と呼ばれています。
ありがたや、ありがたや。拙寺の境内にも、今年はお会式桜が咲きました。
何か奇瑞か慶事が起こるのではないかと、楽しみにしています。

さらに夕方、西の山を見ましたら、これまた素晴らしい雲が目に映りました。
017
秋の雲で何という雲なのかは存じ上げませんが、神秘的ですね。
フクシマは素敵な場所です。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

花を咲かせずに実をつけるように見えるイチジク

2013年 09月30日 - 日常

今日は東京へ行ってきました。
「お上人は、いつも東京に行けて良いですね」なんて声を掛けられることがありますが、福島駅から東京あるいは上野駅で下車して目的地に向かい、用事が済むとまた新幹線に乗って帰ってくるだけの上京。
でも私を必要としていただける御用があるということに感謝して、精勤いたします。

さて話はまったく変わって、私の好物のひとつに「イチジク」があります。
イチジクを漢字で書くと「無花果」と書きます。
花がないわけではありません。
実の中に無数の白い花を咲かせます。実に包まれて外から見えないので、「無花果」の漢字がついているようです。
また、未熟な実は効能が低いだでけでなく、胃が傷んだり、食欲をなくしたりすることがあるので、必ず熟したものを食べるようにしなければいけないようです。
先端が割れてきたものが熟した実の目安とか。
私は生食は苦手です。
好きなのは、ジャムでもなく、皮のままシロップ(砂糖)漬けにし、水分がなくなる程度に煮詰めて冷ましたものが美味しいと思います。

016

私が「おいしい、好きだ」とあちこちで連呼するものですから、近くのおばちゃん手作りのシロップ煮を何人かから頂戴しました。
作る人によって、甘味や口当たり、そして美味しさもチョッとずつ差異がありますが、いずれも個々の特長(特徴 どちらかしら?)があって喜んで試食しています。

『旧約聖書』の創世記に「エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイヴは、自分たちが裸であることに気づいて、イチジクの葉で作った腰ミノを身につけた」と記されているのをご存じでしょう。また、『新約聖書』のルカによる福音書には、実のならないイチジクの木のたとえ話が記されており、実がならないイチジクの木を切り倒すのではなく、キリストは実が実るように世話をし、肥料を与えて育てたといいます。イチジクは聖書の中でイスラエル、または、再臨・終末のたとえと関連してしばしば登場することも有名な話です。(仏教徒の私が言うのはおかしいですか?)

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

秋の味覚を満喫いたしましょう。

2013年 09月28日 - 日常

今朝の最低気温は8.6℃。今日の最高気温は24.3℃。
体がついていきましぇ~ん。

昨日は南国から届いたドラゴンフルーツを紹介しましたが、福島産地元の農産物も最盛期を迎えています。

南瓜(カボチャ)に薩摩芋(サツマイモ)、ハヤトウリや枝豆 等々
002
004
近くの農家からお供え下さるようにといただいたものばかりです。

果物も豊富です。
桃の時季が過ぎたら、梨・ブドウが旬。
003
019

皆さんは、秋の味覚と言ったらまず何を想像しますか。
あるデーターによると、
 ➀ 栗
 ➁ 秋刀魚(サンマ)
 ➂ マツタケ
 ➃ 柿
 ➄ 梨
 ➅ 新米
 ➆ ブドウ
 ➇ 銀杏
 ➈ サツマイモ
 ➉ 鮭    がベストテンだそうです。
この秋、もういくつ口にすることが出来ましたか?

「食欲の秋」と呼ばれる理由は・・・?
 1.秋になると様々な食べ物が実りを迎えるため。
 2.夏バテした体の調子を取り戻すために、涼しくなった秋には
  自然と食欲が増すと考えられるため。
 3.動物は本能的に冬を越えるための準備として、体に多くの
  栄養分を取り込もうとする性質があるため。
以上の理由により、秋は食べ物がおいしい季節と考えられるようになったそうです。

「まずはダイエットしてから・・・」とささやく声が聞こえてきますが、美味しいものをおいしくいただけることに感謝して、しばらくの間「食欲の秋」を満喫しましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

季節は秋冷  食はトロピカル

2013年 09月27日 - 日常

秋のお彼岸が終了し、季節はめっきり秋本番となりました。
今朝の最低気温は10℃を割り、ひと桁(9.8℃)となりました。
ひと雨ごとに朝晩の気温は下がり続け、涼しいを超して寒~い陽気です。
今年は思いのほか駆け足で秋がっやってきました。

そんな肌寒い今日の午前中に、南の島に住む親しい友人から「ドラゴンフルーツ」が届きました。

015

ドラゴンフルーツについて調べてみますと、
ドラゴンフルーツは学名を「ピタヤ」と言い、サボテンの一種から収穫できる果物だそうです。
中南米が原産の大変珍しい果物です。味は、さっぱりとしていてキウイのような食感ですね。
糖度はおおむね18度~22度と高いのだそうですが、ドラゴンフルーツの糖分は果糖ではなくブドウ糖なので、甘いという印象を受けないサッパリとした味わいです。
また、美味しくないと嫌われる理由は外見の他に、味が薄い(もしくは無い)と誤解されていることがあるようですね。
それはリゾートホテルなどで出されているものの殆どは輸入品だったり、日持ちをさせるために未熟果の段階で収穫されているからです。
ドラゴンフルーツはほとんど追熟しない果物なので、その結果として味が無いということになるわけです。
完熟されたドラゴンフルーツは、スイカみたいな、さっぱりとした甘さがあります。
果肉の中にはゴマのような種子が散らばっていて、キウイフルーツに似たサクサクした食感でおいしいです。

017

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

神よ助けよ ・・・

2013年 09月26日 - 日常

毎日のように理不尽なことが勃発しています。
JR北海道の事故にしても、児童を襲う交通事故にしても、親の子殺し・子の親殺しなどなど想定外の事柄が当たり前になっていますね。

今日、とある紅い階段を下りました。
DSC_0077
この先はどうなっているんだろうと、不安げに下りてみましたが、その先にはパラダイスが待っていました。

天地(あめつち)の 神も助けよ 草枕 旅ゆく君が 家に至るまで
と、『万葉集』巻第四に歌われるがごとく、無事かどうかは運まかせ、神仏に祈るしかない今日このごろ。

あなたの信仰心が問われています。
なお一層の努力精進に努めて参りましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

秋季彼岸会 お中日 秋分の日

2013年 09月23日 - 日常

秋の彼岸のお中日を迎えました。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
六波羅蜜とは、
1.布施〔ふせ〕・・・・・・惜しみなく他人へ施しをすること
2.持戒〔じかい〕・・・・・嘘を言わない等の戒を守り、反省すること
3.忍辱〔にんにく〕・・・・不平不満を言わず苦しさに耐え忍ぶこと
4.精進〔しょうじん〕・・・最善を尽くす努力を継続すること
5.禅定〔ぜんじょう〕・・・心を平静に保つこと
6.智恵〔ちえ〕・・・・・・真実をみきわめ智恵を働かせること
を指します。
秋分の日を挟む前後3日の1週間、より一層のお題目修行をするチャンスを与えていただいたことに感謝し、ご家族そろってお題目をお唱えいたしましょう。

001

お彼岸に食べるものといえば「ぼたもち」または「おはぎ」ですが、みなさんはその違いをご存じでしょうか。
いずれも餅米をあんで包んだもの。世間では「ぼたもちは大きく、おはぎは小さい」とか「ぼたもちはこしあんで、おはぎはつぶあん」など、いろいろな説が言われていますが、実はどちらも同じものです。
正しくは、春のお彼岸の頃は牡丹の花が咲くから「ぼたもち」、秋のお彼岸は萩の花が咲くから「おはぎ」と呼ばれるだけの違いなのです。
昔は収穫したばかりの柔らかい小豆を使った秋の「おはぎ」はつぶあん、春まで保存して硬くなった小豆を使った「ぼたもち」はこしあんにしたそうです。
これが今でも「おはぎ=つぶあん、ぼたもち=こしあん」説となって残っているようですが、保存技術が進歩した現代では気にすることは少なくなったとのこと。
いずれにしても同じものなのに、季節によって呼び名を変える日本人の感性は、やはり素晴らしいと感嘆してしまいます。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

半沢直樹  100倍返し!!

2013年 09月22日 - 日常

流行り物好きの私ですが、TBS「半沢直樹」は見るチャンスを逃し、最終回の今日になりました。
午後2時から「半沢直樹・今夜最終回100倍返しスペシャル!半沢の全てが分かる、超ダイジェスト!倍返しがよみがえる!!」を彼岸の最中というのに2時間見て、夜に備えました。

そして午後9時、「半沢直樹 最終回SP」100倍返しなるか?最後に土下座するのは誰だ!~衝撃の結末!!友情か?裏切りか?
息を凝らして見ました。現在、私たちを取り巻く環境も似たところがあると思いませんか?
黒を白と言わざるをいけない人間関係、不正を暴こうとするが多対一の関係などなど。

最後は、大和田常務の不正を暴き、土下座まで追い詰め100倍返しにした半沢。だったはずがラストでまさかの出向命令!!

こんな終わり方ってあるんですかね。続きがあることを期待して、1日ファンの感想でした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

仲秋の名月  団子とススキ

2013年 09月19日 - 日常

今夜は仲秋の名月。
通夜で出かけた斎場駐車場から、満月が見えました。
010

昔の中国では、旧暦(月の満ち欠けに基づいた暦)の7月を初秋、8月を仲秋、9月を晩秋と呼び、満月になる15日の夜に月見の宴を開きました。
なかでも、1年で最も明るく美しい仲秋の月は「十五夜」といいます。
日本には平安時代ごろ、貴族の間に月見の風習が広まり、江戸時代には庶民の間にも広がりました。
秋は、農作物を収穫する時期。収穫への感謝をこめて、当時は秋の七草を飾り、サトイモや果物、豆類など季節の作物を供えました。
それが、十五夜を「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ぶ由来です。その後、コメで作る団子のお供えが登場しました。
現在では、ススキを飾り、団子をお供えするというお月見スタイルが定着しました。
十五夜やに供えるススキは、私たちの祖先が作物の実りに感謝してささげた「初穂」に由来しているといいます。
初穂とは、その年に初めて実のった稲穂のことで、元々ススキでなく、黄金色の穂を垂らした稲を飾っていたのですが、日本人のライフスタイルが変化して農業を職業とする家ばかりではなくなり、稲穂を用意するのが難かしくなりました。
そこで、稲穂と同じ時期に穂をつけるススキに変化していったのだそうです。
005
006

昔からお月見は、十五夜と十三夜夜の両方するのが習わしです。どちらか片方だけ月見をする“片見月=かたみづき(片月見=かたつきみ)”は、縁起が悪いとされましたので、十三夜の観月もお忘れなく。
今年の十三夜は10月9日。秋の恵みに感謝、美しい月を観賞してみませんか。

通夜から帰ってきて本堂を見上げましたら、十五夜の名月がが輝いています。
013

ありがとうございました。  法華坊主 joe 

投稿記事を読む - コメント

秋本番へまっしぐら・・・暴飲暴食にご注意を!

2013年 09月18日 - 日常

台風18号が過ぎ去った昨日・今日は、まさに雲ひとつない秋晴れの好天に恵まれました。
裏山の吾妻・安達太良連峰も、雄大な秋の空を映し出しています。

006
007

台風被害を確認しながら境内を散策してみましたら、今頃になってひと株だけアジサイが咲いています。
009

柘榴(ザクロ)の実も大きくなっています。
010

曼珠沙華(彼岸花)も真っ赤に咲きはじめました。
008

季節は間違いなく、秋へと釣瓶落としのごとくです。
秋になってもまだ夏の疲れが残っていて、体調のすぐれない人もきっと多いはずです。
秋だからといって、スポーツなどで体力づくりに励むのは、この疲れをとってからにいたしましょう。
そのためには、まず十分な休養と栄養をとりましょう。ムリをせず疲れたらよく眠ること、タンパク質やビタミンの多い食事をとることです。
といっても、胃腸の働きがまだ完全に回復していませんから、食欲があるにまかせた暴飲暴食は禁物です。
と、特に鏡に向かって大きな声で訴えています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

敬老の日  台風18号列島縦断

2013年 09月16日 - 日常

大型の台風18号で気象庁は今朝、京都・滋賀・福井に対して、大雨の「特別警報」を発表しました。
特別警報は警報の上位に位置付けられ、発表は8月30日の運用開始以来初めてです。
テレビの映像では、観光名所として有名な京都・嵐山の渡月橋の路面をかすめる様子や、周辺の土産物店が水に覆われたり車が水に埋まったりした様子もみられましたた。

福島県は昼過ぎに縦断し、1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降りました。
DSC_0062

おかげさまで夕方には雨も止み、周りを見渡してみますと、多くの田んぼで稲が倒れています。
DSC_0064
昨年は放射能の影響で耕作できなかった水田、今年は猛暑と台風の影響で収穫に影響が出ないことを祈っています。

西の山は、今日の暴風雨を忘れ去るがごとく、明日の秋晴れを予告するような夕焼けが映えています。
DSC_0066

甚大な被害のあった地域の皆さんにお見舞い申し上げ、一日も早い復旧を祈念いたします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント