日常

サザエの美味しい時季をご存知ですか?

2013年 02月20日 - 日常

私は、魚介類が大好きです。とくに貝類はすこぶる好んで食します。ただ喜んで食べているだけで、旬の時季など知らずにいただいていました。

友人の講釈によると・・・、サザエは年間を通して採れるものですが、特に春から夏にかけて産卵期を迎えることから、この時季のサザエが一番おいしいとされているそうです。
ご存知のごとく、サザエは巻貝で殻の表面にトゲをもつのがほかの貝にはない特徴です。

調べてみると、日本全国の浅い岩礁に生息し、主に海藻を食べて成長するそうで、漁獲に適した6センチ以上の大きさに成長するまでには3年以上かかるとのことです。

戦国時代の天下人のひとりであった豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇を招いて宴会を催した時の献立の中に「焼栄螺(サザエ)」の文字があったとされています。

知人から、サザエ3個を頂戴しました。

壺焼きにすると磯の香りが広がるサザエ。季節の貝を堪能しました。
一年中、いつでもお待ちしています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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雨水・・・梅木を観て何思う

2013年 02月18日 - 日常

空から降る雪が雨に変わり、氷が解けて水になるという意味の「雨水(うすい)」を迎えました。
24節気のひとつで、立春からさらに春の訪れを感じるようになり、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。地方によっては、この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるという言い伝えもあります。

昨日訪れた某所で、季の花に出会いました。まだまだ蕾ですが、初春を代表する花=「梅」の花です。

切り花としてだけでなく、庭木や盆栽でも愛されるのは、花の色が赤と白があり、両方そろうと紅白あってめでたいからです。

花が散ったあとでできる実は、梅酒・梅干しとなり、食卓を飾ります。梅干しは鮭やタラコとともにおにぎりの具、三大人気のひとつです。
まさに観てよし、食べてよしですから、梅は日本人好みの万能選手です。

今日のブログにも三大〇〇が2か所出てきました。真意は、読者の皆様にお任せします。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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日本三大〇〇〇って、イイ加減なものですね。

2013年 02月12日 - 日常

昨日、被災地の帰りにこれまた2男のリクエストで秋保大滝を観に行きました。

【秋保大滝は、「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝に指定されています。轟音をたてて流れ落ちる様は豪快な迫力で、「日本三大瀑布(大滝)」の一つと言われていることもうなづけます。】とのPR文句がありました。

たしかに地吹雪の吹く中、雪の道を足を滑らせながら行ってみますと、なかなか迫力はありますが、私の記憶する日本三名瀑は1、袋田の滝(茨城県)、2、華厳の滝(栃木県)、3、那智の滝(和歌山県)と思っていたのですが、何が本当なのだろうか?

日本三景  松島(宮城県)、 天橋立(京都府)、 宮島(広島県)
三大夜景  函館山(函館市)、 摩耶山(神戸市)、 稲佐山(長崎市)
三大松原  三保の松原(静岡市清水区)、 虹の松原(佐賀県唐津市)、 気比松原(福井県敦賀市)
三大霊場  恐山(青森県むつ市)、比叡山(滋賀県大津市)、高野山(和歌山県)
三大珍味  唐墨(からすみ)、海鼠腸(このわた)、《海胆(うに)
三大そば  戸隠そば(長野県)、出雲そば(島根県)、わんこそば(岩手県)
三大うどん 水沢うどん(群馬県)、稲庭うどん(秋田県)、讃岐うどん(香川県)
三大ラーメン 札幌ラーメン(北海道)、博多ラーメン(福岡県)、喜多方ラーメン(福島県)
等々、いろんな三大〇〇〇があるのですね。

ちなみにこんなものもありました。
三大美人  秋田、京都、石川
三大ブス  水戸、仙台、名古屋  ですって。該当者がいたらゴメンなさい。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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大震災発生より23ヶ月、被災地はいま!

2013年 02月11日 - 日常

東日本大震災発生より1年11ヶ月、23回目の月命日を迎えました。
午前の法務を済ませ、2男と一緒に被災地へ向かいました。ハッキリとした目的地もなく、南三陸町まで行こうか、大川小学校へ参ろうか、それとも通いなれた宮城県東部を訪ねようかと、決まらぬままに出発しました。2男の「僕はしばらくお参りしていないから閖上に行きたい」という言葉に従い、高速東北道から仙台南部道路・仙台東道路を乗り継ぎ、まずは仙台市若林区の荒浜海水浴場へ到着しました。

荒浜海水浴場

低気圧の影響か、お天道様は出ているのですがとても風が強く、線香に火が点らず車に戻って車内で点火する始末。読経中にマイクロバスに乗った10名程の若いグループが来ましたが、慰霊碑に手を合わせる仕草もなく横目遣いで私どもを見流し、壊れた防潮堤の方へ行って何やらじゃらけて談笑する有り様。「オマエら今日はなんの日か知ってるか」と怒鳴りつけてやりたかったけど、グッと堪えてお参りしてきました。一部の心無い人たちの振る舞いではありますが、せめて11日は大震災発生の日だということを忘れないでいただきたい、と思うのです。

  日和山

続いて訪れた名取市閖上・日和山上もこれまた強風で、立っているのも大変な様子。頑張ってお参りを済ませると、K成会のご婦人の団体が白い輪袈裟をかけてやはりお参りに来ました。新興の教団ではありますが結束力は強く、既成の教団も見習うべき点もあるのではないでしょうか。

来月11日は、犠牲者の3回忌を迎えます。私どもの本部および傘下の組織もいくつかの法要を計画していますが、形だけにとらわれない心のこもった供養を心掛け、2万余の犠牲者の供養を営みたいものです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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旧正月朔日  春節だぁ~

2013年 02月10日 - 日常

             

旧正月とは、月の満ち欠けを基準にして作った暦、いわゆる陰暦の正月をいい、春節ともいいます。
旧正月は中華圏ではもっとも大切な祝祭日で、数日間の祝日が設定され、新暦の正月に比べ盛大にお祝いされます。
日本でもかつては旧正月を祝う地域が結構ありました。しかし、明治5年に太陽暦(グレゴリオ暦)が採用されてから、旧正月を行う地域は徐々に減り、現在はほとんどありません。
旧正月は春節ともいい、中華圏でもっとも重要な祝日とされています。
旧正月を祝うようになったのは、4千年以上前の中国から。古代中国の王であった舜が、臣下を率いて天を祭祀した記録があり、これが旧正月の起源とされています。

            

いま日本と中国がヘンな?緊張関係にあります。尖閣諸島問題、中国海軍艦艇の射撃管制用レーダー照射問題、微小粒子状物質「PM2.5」等々。
友人の息子さんが、中国へ旅行するそうです。母親はとても心配していましたが、当の本人はまったく気にせずルンルン気分で旅の準備をしていることに、イライラしています。
無地に帰国することを祈って・・・中華圏で最も重要とされる祝祭日=春節を機に両国の関係が好転するといいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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春風解凍 

2013年 02月9日 - 日常

6日からプチ旅行に出かけていました。よって、更新が疎かになっていましたが、旅先では新しい発見があります。

東京の会合は、旧知の仲間と新年会を兼ねての集まりでしたが、それぞれにまた年をひとつづついただいたのは間違いないようで、話題は後進の者たちへの助言と言えば聞こえはよろしいのですが、単なるオヤジからの批判めいたものも多くて、自他ともに反省しています。
心配された都心の雪も先月14日と同じようにはならず、冷たい雨が降っていました。

帰路、少し遠回りをして道草してきましたら、春の息吹が芽生えていました。「猫柳」です。
猫柳は、丸い花穂の手触りが猫の指のようで、かわいらしくて心地よい旬の花です。早春、葉が出る前に、赤褐色のウロコ弁が取れて白い毛が密生した穂(正式には、雄花穂=ゆうかすい、あるいは、雌花穂=しかすい、とか呼ぶそうです)をつけます。川岸に多くみられ、花の少ない早春では、華道や茶花の題材として使われると、同行のお方が教えてくれました。

7日の夕刻に帰宅しましたら、家から見える空はまだまだ冬空でした。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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暦の上では「春」ですが、冷たい春の幕開けです。

2013年 02月4日 - 日常

今日は、二十四節気のひとつ、冬と春を分ける節分の翌日で「立春」です。よく「暦の上では春が来た」などと申しますが、福島は冷たいみぞれ交じりの雪が舞う寒い一日となりました。
旧暦では「立春」が一年のはじまりと考えられていました。そのため立春から数えて88日目を新茶の摘みとりが行われる「八十八夜」、210日目を台風の襲来する可能性が高い「二百十日」というように、立春を起点とする節目があります。ある意味、今日が今年のスタートと考えても良いでしょう。

法華宗の祖・日蓮聖人は「春は花さき、秋は菓なる、夏はあたたかに、冬はつめたし。時のしからしむるに有らずや」と説き、曹洞宗の祖・道元禅師は「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて冷しかりけり」と詠んでいます。私どももまた毎年、年が明けると春の花を心待ちにしています。

先月8日に春の香りを届けていただいた「啓翁桜」(1/8ブログ参照)は、4週間を過ぎてもなお小さな花びらをつけています。枝の一部は葉桜ですが、厳寒のなか一生懸命ひたむきに咲き続ける桜花の生命力に、三日見ぬ間(ま)の桜?ではないことが証明されています。

余談ですが、今日お参りに出かけた数件のお宅での出来事・・・お茶請けはすべて豆菓子でした。ありがたや、ありがたや・・・。

ご馳走さまでした。  法華坊主 Joe

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鬼は外、福は内

2013年 02月3日 - 日常

今日は節分。
節分とは、季節を分ける日という意味で、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前の日を指しており、年に4回あります。中でも立春前日の節分は、立春が冬から春にかわる一年の始まりとされていたので、新年の邪気を祓う行事が行われる重要な日でした。そのため現在では、節分というと立春の前日を示すようになりました。

節分に行う「豆まき」は、平安時代に中国から伝わった悪鬼を追い祓う「追儺(ついな)」の儀式に由来します。それが広まり、厄除けを願う行事として一般家庭でも定着しました。
我が家でも、大きな声で「福は内、鬼は外」と言って豆まきをしましたが、鬼が多すぎて祓いきれないような昨今の世の中に、福がやって来るには少々時間がかかりそうですね。でも努力精進いたしましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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三寒四温を肌で感じ、ライ麦パンをいただきました。

2013年 02月2日 - 日常

今日も全国的に暖かい日で、3月下旬から5月上旬の陽気になりました。夕方TVのニュースを見ていると、半そで姿で歩く様子が映し出され、「なんだこのバカ陽気は・・・」と思っていたら、続いての天気予報で「また明日からは10℃も低くなって平年並みに戻ります・・・」。ホッとしました。

三寒四温(さんかんしおん)という言葉があります。
この時季、3日寒い日が続くと4日暖かい日が続き、その7日間が繰り返される気候のことです。ただし、これは中国北東部や朝鮮半島でよく見られる現象だそうで、日本では大雑把に、寒暖の気候の繰り返しを「三寒四温」と呼んでいることのほうが多いようです。いずれにしても、日の出・日の入の時間も伸びて、春に向かってきていることは間違いありませんから、もうしばらく余寒を楽しみましょう。

ヨーロッパ帰りのご婦人からお土産をいただきました。
お品は、フィンランドの空港で購入したというライ麦パン。栄養価が高く、麦の旨みを味わえることができるパンです。

小麦から作るパンでは発酵にイースト菌がよく使われますが、ライ麦パンでは主にイースト菌ではなくサワードウが使われるため生地に酸味があること。
小麦のパンより膨らみが悪いので、硬くて密度が高く、麦の濃厚な旨みを味わえ、噛みごたえや食べごたえがあり腹持ちがいいこと。
小麦のパンよりビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれていること。等々の講釈もオプションで付いてきました。

まずは型からと思い、日本酒を大きめのワイングラスに注ぎ、例のパンをスライスしてかじってみましたが、酸っぱくて堅くて、私には「ランチパック」のほうがお似合いのようです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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暖かな2月を迎えました。春はもうすぐそこ?

2013年 02月1日 - 日常

昨日に引き続き今日も暖かで、福島市の最高気温は10.7℃。3月下旬並みの気温だそうです。今朝あった積雪もだいぶ解けて、春の息吹を感じることができそうです。

今日から2月。
我々が慣れ親しんでいる新暦と旧暦とでは、ひと月以上のズレが生じます。たとえば正月といえば1月1日ですが、旧暦の正月は2月4日になるのです。
こんなことを気にしながら近くの本屋さんを覗いていたら、『-春夏秋冬を楽しむ-くらし歳時記』(成美堂出版)・『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』(東邦出版)・『旧暦で楽しむ日本の四季-二十四節気と七十二候-』(宝島社)などといった本が目につきました。

私は、十数年前より旧正月に新年の挨拶状を送ることを心掛けてきました。それは、日本の気候も、風土も、食文化も、生活習慣も、もちろん日々の信仰も、すべてに旧暦がピッタリするからです。
今日2月1日は、旧12月21日。明日も暖かい日が続くと予報されていますから、一日も早い春を待ち続けたいものです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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