日常

母にありがとう

2015年 05月9日 - 日常

明日は「母の日」。
皆さんは、大切なお母さんに「ありがとう」と伝えていますか?
母の日の由来は、アメリカの社会運動家として活躍したミセス・ジャービスを追悼するために、1908年、娘のアンナが教会で白いカーネーションを供えたのがはじまりとされています。
その後1914年に母の日が制定され、母が健在する人は「赤」、亡くした人は「白」のカーネーションを胸に飾る習慣ができましたが、やがて「飾るもの」から「贈るもの」に変わってしまいました。

「母の日」は日本にはいつどうやって伝わってきたのでしょうか?
1913年(大正2年)ごろ、キリスト教会・日曜学校などでは「母の日」の行事が始まりました。
そして、1915年(大正4年)、青山学院教授だったアレキサンダー女史によって紹介され、キリスト教関係団体が中心となって「母の日」を普及し始めましたが、まだ一般的な広がりはありませんでした。
そして、1931年(昭和6年)には、皇太后の誕生日である3月6日が「母の日」となりました。
1937年(昭和12年)森永製菓などが普及活動を展開し全国的に広がり始めましたが、戦争によりそれどころではない時代に入り、終戦後になって1947年(昭和22年)、公式に5月の第2日曜日が「母の日」となりました。
最近はカーネーションに限らず、バラやガーベラなども好んで贈られるようになってきています。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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ランキングなう

2015年 05月8日 - 日常

ダボス会議で知られるスイスの団体「世界経済フォーラム(WEF)」は6日、2015年の観光競争力ランキングを発表しました。
日本は141カ国・地域中、総合9位でした。
「客の待遇」の項目では首位となり、「おもてなし」の精神が高く評価され、「鉄道インフラの質」でもトップでした。
総合首位はスペインで、フランス、ドイツと続き、日本は前回13年の調査の14位から五つ順位を上げたのです。
日本は豊かな文化資源や安全性なども高く評価されましたが、物価の高さを指摘されました。
米国(4位)、英国(5位)、スイス(6位)と、上位には欧米諸国が並び、アジア太平洋地域ではオーストラリアが日本を上回る7位で最高でした。

今月10日の「母の日」を前に世界各地の母親たちを取り巻く環境について国際NGOが独自の指標で分析したところ、日本は「お母さんにやさしい国」総合ランキングで179か国中32位、先進7か国の中では6位と、アメリカに次いで低い順位となりました。
この調査は国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が毎年「母の日」に合わせて行っているもので、ことしは世界179カ国を対象に、母と子の健康状態や教育環境、それに女性の政治参加など5つの指標で独自に分析しました。
それぞれの指標ごとに見ると、日本は、妊娠や出産で母親が命を落とすリスクの低さが13位、5歳未満の子どもの死亡率の低さでは6位と、母と子の健康状態の分野では順位が高い結果となりました。
一方で、女性が暮らしやすい社会の創出という観点から各国の国会議員に占める女性の割合を調べたところ、日本はことし2月現在で11.6%と韓国やインドと比べても少なく、179カ国中140位で、総合順位を落とす大きな要因になっているということです。

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今、あらゆるものがランキングされています。
気になることを検索するときに参考にすることが多いですが、その結果にはメリット・デメリットがあり、順位の移動に一喜一憂することはいかがなものでしょうか?
そして私たち一人ひとりも、他人からランキングされていることを忘れてはいけません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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GW明け → 五月病

2015年 05月7日 - 日常

連休の期間が長いほど、休みモードから抜け出すのは大変ですよね。
その連休明けに現れる心身の不調が「五月病」です。
近年は職場にいる間だけ気分が落ち込む新型うつも目立ちます。
医学用語ではない通称の「五月病」とは、新しい環境に適応できず、焦り・ストレスを感じ、気持ちが落ち込むうつ状態をいいます。
もとは大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力、無関心になることから名づけられましたが、時期は5月にかぎらず、最近では中学・高校生や新入社員にもみられるそうです。
まっ、皆さん元気にがんばりましょう。

今月1日からズルして休んでいた夕方散歩を、今日から再開しました。
湖畔の草木は、新芽・若葉が颯爽と息吹いて初夏の装いを漂わせています。
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西山に沈む夕陽も、湖の水面越しに眺めていますとまるで異国へでも行ったかのごとく、幻想的です。
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また水面に映し出される新緑の逆さ山を観ると、小さいながらも逆さ富士とも劣らぬ絶景ではありませんか。
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あらためて「福島ってイイなぁ」と思い知らされます。
大型連休明けの5月も雑務に忙殺されそうですが、自分を見失わず一歩一歩地道に前進あるのみですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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立夏雑感

2015年 05月6日 - 日常

♫ やねよりたかい こいのぼり
 おおきいまごいは おとおさん
  ちいさいひごいは こどもたち
  おもしろそうに およいでる ♪
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すっかりお馴染みの鯉のぼりですが、どうして魚が空を泳いでいるのか、不思議に思いませんか。
鯉のぼりには有名なお話があり、我が子の成長を願う親心が込められています。
中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って竜になるといわれていました。
その滝を登るほどの勢いのある淡水魚といえば、清流だけでなく池や沼地などでも生息できる生命力の強い鯉をおいてほかにはありません。
ある時1匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登りきったところ、鯉は竜へと変身し、天に昇っていきました。
鯉のぼりには、人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破し、立身出世して欲しいという願いが込められています。
また、中国では竜は皇帝の象徴でもあり、とても縁起のいいもののひとつです。
もともと日本では、将軍に男の子が生まれると旗指物という家紋のついた旗や幟(のぼり)を立てて祝う風習がありました。
やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として幟を立てるようになります。
そんな武家を見習い、江戸庶民の間で鯉の滝登りで立身出世のシンボルとなった鯉を幟にするアイデアがうまれました。
こうして武家の幟に対して、町人の間で鯉幟(こいのぼり)が揚げられるようになり、端午の節句に欠かせないものとなりました。
江戸時代は和紙に鯉の絵を描いたものでしたが、大正時代に破れない綿の鯉のぼりとなり、昭和30年代に入ってから合成繊維の鯉のぼりも誕生し、広く親しまれるようになりました。

そして今日は「立夏(りっか)」。
立夏は、春分と夏至のちょうど中間にあたります。
暦の上での夏の始まり。この日から立秋の前日までが夏季になります。
新緑の季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まります。
蛙が鳴き出すのもこの頃からです。
夏といっても、本格的な夏はまだまだ先。
日差しが強くなり気温が高くなる日もありますが、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く風もさわやか。
とても過ごしやすく、レジャーやお出掛けに最適の季節です。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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こどもの日=端午の節句

2015年 05月6日 - 日常

5月5日は「端午(たんご)の節句」ともいいます。
「端午の節句」は別名「菖蒲(しょうぶ)の節句」といい、時代の流れによってその内容も変化します。
もともとは古代中国発祥の厄祓い行事でした。
「端」は初めのという意味で、「端午」は月の初めの午(うま)の日をさし、5月に限ったことではありませんでした。
やがて、5月が十二支でいう午の月にあたり、「午(ご)の日」が5の日に通じること、五月五日は奇数が重なっておめでたい「重五(ちょうご)」の日でもあるため、5月5日が病気や災厄を祓う日となりました。
蓬(よもぎ)で作った人形(ひとがた)を軒に飾ったり、菖蒲酒を飲んだり、菖蒲湯につかって邪気を祓います。
この古代中国の風習が日本に伝わり、平安時代に「五月の節会(せちえ)」という宮中行事になりました。
菖蒲や蓬を丸く編み、隙間に花を飾って五色の糸を結んだ薬玉(くすだま)を飾ったり、貴族同士で薬玉を贈りあう習慣もありました。
この薬玉が、イベントごとで使う現代のくすだまのルーツです。
また、5月は田植えをする月です。
昔は田植えは神聖な行事であったため、清らかな若い女性(早乙女といいます)の役目であり、田植えの前には「五月忌み」という物忌み期間が設けられ、その間に不浄を避け心身を清めてから田植えをしていました。
やがてこの5月忌みと端午の節句が結びつきます。
若い女性は田植えの前夜から菖蒲や蓬で屋根を葺いた小屋にこもり、菖蒲酒を飲んで穢れを祓い、神聖な存在になって田植えにのぞみました。
この時代の女性にとっては、堂々と休めるとても嬉しい日だったのです。
その後武士の力が強くなると、「菖蒲」が武を尊ぶ「尚武」や「勝負」に通じ、葉の形が剣に似ていることから、兜(かぶと)に菖蒲を 飾ったり、流鏑馬(やぶさめ)をするようになり、江戸時代には鯉のぼりも登場します。
さらに、江戸幕府が五節句のひとつに定めたことから、男の子が強く逞しく成長して立身出世することを願う行事として定着しました。
昭和23年、「国民の祝日に関する法律」において「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として「こどもの日」が制定され、男女の別なくこどもの幸せを願う日になりました。
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今日もお天気で良かったですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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みどりの日、GWも残り2日

2015年 05月4日 - 日常

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今日5月4日は「みどりの日」。
この日はもともと祝日ではありませんでしたが、1985(昭和60)年に、祝日と祝日の間を埋めて3連休にするため、5月3日と5月5日に挟まれた4日が「国民の休日」になり、2007(平成19)年より4月29日が「昭和の日」となったため、「みどりの日」が4月29日から5月4日に移されました。
『自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ』日として、国公立公園の無料開放や、地方公共団体などの各種行事が実施されます。

ゴールデンウィークには「昭和の日(4/29)」「憲法記念日(5/3)」「みどりの日(5/4)」「こどもの日(5/5)」が含まれます。
これらの祝日と土日が上手く繋がることにより、1週間~10日間ほどの大型連休が発生します。
ちなみに、私たちは「ゴールデンウィーク」と当たり前のように言っていますが、NHK(日本放送協会)ではこの名称を認めておらず「大型連休」と呼んでいます。
また、以前は休日が飛び飛びになることが多かったことから「飛び石連休」という言い方がなされていましたが、1985年の祝日法の改正で5月4日が休日になってからというもの、あまりこのようには言わなくなったようです。

今日はゴールデンウィークの最中ではありましたが、静岡まで出かけてきました。
急遽の出張で交通手段を心配しましたが、難なく往復の東北&東海道新幹線切符が入手できて助かりました。
でも乗り換えの東京駅は家族連れが大きな荷物を持って移動しており、ホームはごった返していました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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GW祝日の意義

2015年 05月4日 - 日常

GWも中日ですね。
今日は「憲法記念日」。
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日本国憲法が1947(昭和22年)年5月3日に施行されたのを記念し、1948年に制定されました。
ちなみに、日本国憲法が公布されたのは11月3日、「文化の日」です。
憲法9条を中心に改正するか否かが議論の中心になっています。
もう一度、憲法9条を読んでみてください。
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

いずれにしろ、戦争に巻き込まれない、戦争を起こさない国にしていっていただきたいと思います。
このことは、護憲派も、改憲派も、おなじ思いだと考えていますが。

明日4日は「みどりの日」、明後日5日は「こどもの日」と祝日が続きます。
好天の黄金週間に浮かれてばかりいないで、祝日の意義を考えてみるのも大事なことではないでしょうか?
あら、4日になっちゃいました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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夏も近づく八十八夜

2015年 05月2日 - 日常

♪ 日和(ひより)つづきの今日此の頃を 心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ  ♫

1912年(明治45年)に刊行された『尋常小学唱歌・第三学年用』として発表された唱歌「茶摘」。
2007年に『日本の歌百選』に選ばれました。
法華坊主は、愛国心を彷彿とさせるこの2番の歌詞が好きです。

十五夜といえば新月から15日目の満月をさしますが、「八十八夜」は立春から88日目という意味です。
昔は立春が暦の基準になっていたので、立春を基準にさまざまな決まり事や節目があるのです。
そしてまさに今日が「八十八夜」。
「八十八夜」といえば茶摘みのイメージ!八十八夜は茶摘みを行う目安でもあったため、季節の話題として茶摘みをする様子がニュースになるわけです。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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今日から5月

2015年 05月2日 - 日常

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「今日から5月」とはいっても、すでに時計の針は0時23分を指していますから、昨日からというのが正確なのでしょう。
日本では、旧暦5月を皐月(さつき)と呼び、現在では新暦5月の別名としても用いています。
「さつき」は、この月は田植えをする月であることから「早苗月(さなへつき)」と言っていたのが短くなったものです。
また、「サ」という言葉自体に田植えの意味があるので、「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もあります。
日本書紀などでは「五月」と書いて「さつき」と読ませており、皐月と書くようになったのは後のことだそうです。
また「皐月」は花の名前となっており、「菖蒲月(あやめづき)」の別名もあります。

それにしても毎日暑い日が続いています。
ここ1週間の福島市の最高気温を見ても
 4月26日ー26.2℃
   27日ー30.6℃
   28日ー30.8℃
   29日ー28.1℃
   30日ー28.6℃
 5月 1日ー30.3℃
夏日・真夏日の連続です。

今月もよろしくお付き合いください。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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歳を痛感

2015年 04月30日 - 日常

昨日の大祭が無事終了し、今日は後片付けを試みましたが思うように進みません。
暑さばかりのせいではなく、心と体が倦怠しているからでしょう。
あらためて歳?を痛感しました。
残務整理は期限がないので、大型連休後半にボチボチやりましょうか。
てな訳で、初夏のまぶしい陽差しのなか、当てもなくウロウロ境内を散策してみましたら、サクラもスイセンもチューリップも終わり、今はボタンと芝桜が満開です。
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今日で4月も終わり、ということは今年の1/3が終わったということです。
昨日の大祭にご協力いただいたすべての方々に感謝して今月を閉じ、明日から初夏の好日を元気に乗り切れるようガンバってまいります。
フレ~フレ~  (*^_^*)

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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