日常

終わったあとも残る風情や味わい

2018年 02月28日 - 日常

スポーツ観戦大好きの法華坊主は「平昌ロス」かどうか、ボーとしています。
感動と勇気を与えれくれ、そして11個のメダルを獲得したオールジャパンに、大きな拍手を送りたいと思います。
閉幕後も、ハイライトシーンが放映され、その余韻(よいん)に浸っているのも事実です。
そこで「余韻」とは「余韵」とも書き、辞書によると
1 音の鳴り終わったのちに、かすかに残る響き。また、音が消えたのちも、なお耳に残る響き。余音。
2 事が終わったあとも残る風情や味わい。
3 詩文などで言葉に表されていない趣。余情。
と記されています。
まさに今回は2番目の意味合いで、感動の余韻に浸っている現状です。
似たような?佛教の言葉に「集気(じっけ)」というものがありますが、またの機会にお話ししましょう。

オリンピック観戦に明け暮れた2月も今日でおしまいです。
ということは、今年も1/6を消化したということですね。
明日からは春本番の3月突入ですが、春の嵐が吹き荒れると報道されています。
お互いに気を付けて、春をエンジョイいたしましょう。

「働き方改革」法案、提出先送り。当たり前だろ!

投稿記事を読む - コメント

か弱いながらも凛々しく品がある

2018年 02月25日 - 日常

平昌オリンピックのカーリング女子でLS北見の日本が英国を破り、この競技で男女通じて初の表彰台となる銅メダルを獲得したことはこの上ない喜びです。
予選から釘づけにされた日本チームのプレー&笑顔は、最高でした。
女子は98年長野五輪から6大会連続で出場しましたが、長野と14年ソチの5位が最高。
長野以来20年ぶりに男女代表がそろって出場を果たした今大会は、新たな歴史の扉を開いたといっても過言ではないでしょう。
うん、そだねー。
今大会から新種目となるスピードスケート女子マススタートでは、高木菜那が金メダルを獲得しました。
高木はこれでパシュートに続く2つ目の金メダル獲得となりました。
それにしても日本女性はスゴイ。
大和撫子(やまとなでしこ)とは、古来より理想とされる日本女性の姿を撫子の花にたとえた美称ですが、か弱いながらも品があり、凛々しい所が有るという意味が含まれています。

オリンピックの感想は人それぞれですから、老若男女問わず多様な意見をお持ちでしょうが、勇気と感動を与えてくれた皆さんに感謝します。
ありがとう。

平昌閉幕、日本メダル13個(金4、銀5、銅4)  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

花は咲いても、春はまだ先

2018年 02月24日 - 日常

法務の合間に境内を歩いていたら、昨秋に植えたチューリップの球根から土からはみ出し小さな芽が出ていました。
浅植えすぎたのかと思い、盛土をして寒さから新芽を守ってあげましたが、素人の栽培方法ですから間違っているのかも?。
近くにはネコヤナギが咲いていました。
まだまだ寒い日が続いてるのですが、自然の草花が咲いてるのを見ると、確実に春へと季節が移っていることは間違いなさそうです。

春を告げる花として愛されているネコヤナギは、古来より日本に自生していた植物のようです。
猫のシッポを思い浮かばせる花ですが、愛らしい姿で思わず微笑んでしまいますね。
ネコヤナギの花言葉は、その植物本来の持つ性質や見た目から来ているものが多いのだそうです。
「自由」「開放的」「率直」「思いのまま」
春を待つ姿や自由自在に曲がるヤナギ科のしなやかな枝、そして猫の持つ奔放的でしなやかな身体から、こうした自由を表すような花言葉が付けられたのだと言われています。
ネコヤナギは一足早く咲き始めていますが、本格的な春の訪れはもう少し先となりそうです。

平昌五輪、女子カーリングの銀と、マススタート高木姉の金については、明日コメントします。

名護新市長、辺野古移設受け入れ表明へ。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

平昌オリンピックも終盤

2018年 02月23日 - 日常

今月は11日に東日本大震災の被災地をお参りすることができませんでしたので、一昨日から宮城県沿岸を巡って、犠牲者の供養と一日も早い復興を祈願してきました。
来月11日、あの日から被災地は丸7年を迎えます。

いまだ行方不明者を含む2万余の犠牲者に対し、更なるご回向を引き続き手向けたいと思います。

平昌オリンピックも終盤です。
カーリングでは男女通じて日本勢初の準決勝に進出した女子日本代表「LS北見」は、地元の大声援に後押しされた韓国に延長戦の末に7-6で敗れ、決勝進出はなりませんでした。
勝敗より注目されているのが、「うん、そだね~」の北海道弁と、もぐもぐタイムのお菓子。
北海道北見市の老舗菓子店「清月」が製造・販売する、北海道産のバター・小麦・卵などが原料の焼きチーズケーキ「赤いサイロ」 が大人気だそうです。
ぜひ試食してみたいですね。

大杉漣さんの急死には、ビックリ!  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

雨水=農耕の準備を始める目安

2018年 02月20日 - 日常

数日、遠方に出かけていました。
昨日は24節気のひとつ「雨水(うすい)」でした。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味です。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
さらに三寒四温(さんかんしおん)を繰り返しながら、春に向かっていきます。
三寒四温とは、寒い日が3日ほど続くと、その後4日間ぐらいは暖かいということで、これを繰り返しながらだんだん暖かくなり、春へと向かいます。
もともと、中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉で、後に日本に伝わりました。

雨水の日にひな人形を出すと、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
これは諸説ありますが、有名なものとしては由来は日本神話から来ていると言われています。
この時期は雪溶け水が川に流れ始める頃なのですが、水は命の根源と考えられていました。
命の根源=母ということから、この時期に水の神様と子宝の神様が降りてきて、安産・子孫繁栄になると考えられ、女の子のいる家ではひな人形を飾ると良いと言われるようになったようです。

ノルディック複合・渡部5位、ドイツ強い。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

黄金色の花を咲かせ始める”福寿草“

2018年 02月18日 - 日常

当地の今年の雪は、融けたかと思うとまた降ってきて、融けたかと思うとまた降ってくる難儀な雪です。
日本海側の豪雪地帯の皆様から比べたら「そんなの雪じゃないよ」と言われそうですが、これはこれで厄介なものです。
今朝も昨夜積もった雪を掻き分けていたら、境内に春を見つけました。
黄金色の花を咲かせ始める福寿草は、おめでたい福を呼ぶ花として、日本では昔から縁起のよいものとされています。
花の咲く時季がとても長いので、長寿を象徴する花ともいわれています。
お正月には、福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」という縁起物として売られていることがあります。
名前も、めでたい「福寿(幸福と長寿)」の草の意味です。
旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、新年を祝う花として、いろんなおめでたい名前、例えば「元日草」(がんじつそう)や「朔日草」(ついたちそう)といった良い別名がつけられたものと思われます。
春はもうすぐそこまでやってきています。

小平、オリンピックレコードで金メダル。  法華坊主 joe

 

投稿記事を読む - コメント

日本中に感動と勇気

2018年 02月17日 - 日常


平昌オリンピックは今日(17日)、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ソチ金メダルの羽生結弦が206・17点をマーク。
前日のSP111・68点と合わせ、計317・85点で金メダルを獲得し、オリンピック男子66年ぶりの2連覇を達成しました。
これが日本の今大会金メダル第1号。
宇野昌磨も計306・90点で銀メダルを獲得し、日本フィギュア史上初のワンツー表彰台となりました。
日蓮聖人の御文にも「妙とは、蘇生の義なり」という有名なお言葉がありますが、「蘇生(そせい)」ってご存知ですか?
辞書によると「蘇生」とは、
1 息をふきかえすこと。生き返ること。よみがえること。
2 生き返ったように元気になること。
まさに今日の羽生は、昨年11月のケガから蘇生しました。

さらに今日、将棋の藤井聡太五段が第11回朝日杯将棋オープン戦で15歳6か月の史上最年少棋戦優勝を果たしました。
準決勝で公式戦初対局となった羽生善治竜王を破った藤井五段は、決勝でも広瀬章人八段を下し、史上初の中学生棋戦優勝者となり、昇段規定を満たして六段に昇段しました。
若い二人が、日本中に感動と勇気を与えてくれました。
おめでとう、ありがとう。

レジェンド葛西、ザンネン。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

旧正月は、新月の日。

2018年 02月16日 - 日常

昨日(2月15日)は、釈尊涅槃会(しゃくそんねはんえ)でした。
釈尊(お釈迦さま・ブッダ)がインドのクシナガラにおいて、80歳で涅槃(ニルバーナ)に入られた聖日です。
そして今日(2月16日)は、宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)です。
宗祖日蓮聖人が、承久(じょうきゅう)4年(1222年)2月16日、千葉県小湊でお生まれになった聖日です。
日蓮聖人がお生まれになったこの日には、庭先で泉が湧き出し、浜辺には白い蓮の花が咲き乱れ、深海の鯛が岸辺に群れ寄ってくるという不思議な現象が起こったといわれています。
時代は違いますが、お釈迦さまがお亡くなりになられた翌日に日蓮聖人がお生まれになられたということは、お釈迦さまがお説きになられた正法を日蓮聖人がまさに引き継がれてお弘めになられたということにほかなりません。
これこそ仏縁=正法弘通ですね。

また今日は、旧正月=「春節」です。
旧正月は太陰暦の1月1日と考えればよいのでしょう。
この日にちは、月の運行によるので毎年変わります。
「旧正月」は、必ず新月の日になりますから、空を見上げてみて下さい。
日本に中国人観光客が大勢やって来ることで知られる中国の「春節」。
日本もつい140年ほど前までは、お正月はこの日(旧暦の1月1日)だったのです。
明治維新後(1874年)に、政府が暦を太陰暦から太陽暦に変えてから、現在の1月1日に正月を迎えるように決まったのです。

羽生完全復活SP1位、宇野は3位。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

言葉では言えなくても、気持ちを伝えてくれる日

2018年 02月14日 - 日常

古代ローマ、結婚を禁止されていた兵士たちの強い気持ちに打たれて、こっそり結婚式を行っていたキリスト教司祭、聖バレンタイン。
これがみつかり処刑されましたが、聖バレンタインが殉教した2月14日は、恋人たちや夫婦がお互いプレゼントを交換し合う愛の記念日になりました。
欧米で始まったこの習慣が「言葉では言えなくても、チョコが気持ちを伝えてくれる日」と日本流にアレンジされて、一大イベントになったのです。
今日のバレンタインデーよりひと足早く、法華坊主は手づくりのガトーショコラをいただきました。
ショコラ製造者は「ほんとはもう少し上手にできるの」と言っていましたが、とても美味しく頂戴しました。
ありがとうございました。

「日本は、義理チョコをやめよう」。
ベルギーの高級チョコレートブランド、ゴディバを輸入販売するゴディバジャパンが、バレンタインデーを控えた今月1日に日本経済新聞に掲載した広告が話題になっています。
その通りと歓迎する人もいれば、複雑な思いを抱く人も・・・。
さて皆さんの反応は?

全ての義理チョコをやめる必要はないので、「日本は、義理チョコをやめよう」ではなく「日本は、無理な義理チョコをやめよう」というくらいのゆとりを持ったバレンタインデーであってほしいものです。

メダルラッシュ、銀3個、銅1個。なぜ金とれぬ。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

滝が凍結する「氷瀑」

2018年 02月13日 - 日常

「瀑」ってご存知ですか?
「瀑(ばく)」とは、川の水が高い所から落ちて飛び散る所、すなわち滝のことをいいます。
日本三名瀑というのがありますが、これまたご存知でしょうか?
一般には、日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」、奥久慈の「袋田の滝」の三滝のことをいうそうです。
今日、そのひとつ「袋田の滝」に行ってきました。
「袋田の滝(ふくろだのたき)」は、茨城県久慈郡大子町袋田にある滝で、位置は久慈川支流の滝川上流にあたり、長さ120m、幅73m。
冬のこの時季は「氷瀑」と呼ばれる、滝が凍結する現象が発生することがあります。
今日は、薄く全体的に凍結していましたが、完全凍結の雄姿を観ることはできませんでした。

滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、また一説には、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。

女子1500高木・銀、女子ジャンプ高梨・銅、男子モーグル原・銅、おめでとう。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント